自然写真家・栗田貞多男の撮影日記

Sadao kurita Photography Diary


JPS(日本写真家協会)自然写真家・栗田貞多男の信州の四季の撮影記録を綴ります。
(写真の無断使用はかたく禁じます)

森の宝石ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(2)

越冬卵探しは、シーズンオフのゼフィリストにとっては、のんびりと里山歩きを楽しみながら夏の余韻にもふれるひとときですが、1本1本の枝を目をこらしながら探しつづけ、そして発見した瞬間の喜びは、寒さも吹き飛ばしてしまいます。 では越冬卵クイズ2で…

森の宝石・ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(1)

日本各地の森に生息する美しいシジミチョウ、ミドリシジミ族・ゼフィルスの越冬卵はすべて直径1ミリ足らずで、大きさ・形・産卵されている食樹・産卵位置、産卵数も種ごとに異なり、慣れてくるとその卵を見るだけで種類も判別できます。 では、まず越冬卵の…

冬の森、ぜフィルス(ミドリシジミ族)の越冬卵を求めて Ⅱ

前回は高原のブナ林に生息する、フジミドリシジミをとり上げたので、今回はごく里山に近いメスアカミドリシジミを紹介します。 この越冬卵は日本産ゼフィルスの中で最も大きく美しい一つで卵のひとつで直径1ミリ強。ルーペでのぞくと、おまんじゅう型の表面…

コマクサと高山蝶ミヤマモンキチョウ 本白根山 爆発

長野・群馬県境の本白根山(2171m)が1月23日、水蒸気爆発したニュースはまったく誰も予期しなかったことで大変驚きました。 私も何回か、高山植物のコマクサと高山蝶ミヤマモンキチョウの撮影に登っていますが、爆発の気配などまるでない古い巨大な火口原…

冬の森、小さな生命を宿した宝石たち(ゼフィルス卵 Ⅰ )

晩秋11月から早春3月までの約5ヶ月。蝶愛好家にとっては春からのワンシーズンのフィールドワークも終わりホッとする季節。 一年間の成果など思い出しつつ、標本や資料の整理などを行うひととき。 こんなオフシーズンですが、この季節ならではの楽しみは、ゼ…

国蝶・オオムラサキ 越冬幼虫調査(長野市松代)

一ヶ月近く過ぎてしまいましたが、長野市郊外の松代の里山で、オオムラサキ越冬幼虫の調査を地元の方々主催にて行い、私も参加しました。 期日は11月24日。長野県北部、標高約300メートルのこの地では、ちょうどこの頃直前に一気に寒くなり、オオムラサキ幼…

白馬山麓のギフチョウ・ヒメギフチョウは、約10日遅れか!

今春は、2〜3月の低温のため春の訪れが遅く、例年4月10日頃から舞い始めるヒメギフチョウ(春の舞姫)ギフチョウ(春の女神)も、白馬山麓では4月20日過ぎから岩岳山麓などでようやくヒメギフチョウが見られました。 佐野坂のギフチョウ・ヒメギフチョウ混棲…

鳩山邦夫氏・追悼展「舞姫たちよ、永遠に!」

2017年4月29日(土)〜8月20日(日)まで青木村の信州昆虫資料館にて、鳩山邦夫さんの追悼展「舞姫たちよ、永遠に!」を開催いたします。 別荘のある軽井沢で幼少期より、蝶の採集・調査を続けておられたことにより御縁があり、この度ほど近い青木村にて追悼展を…

ヒメギフチョウ、ようやく初見

4月15日の白馬山麓、ヒメギフ・ギフチョウのロケハンはまだまったく桜は固い蕾状態で、あと1週間位は先になりそう。 しかし、ミヤマアオイの直径1cmほどの新葉は開き始めていました。 (白馬山麓、直径1センチ足らずのミヤマアオイの新葉) 上田市西方の青木…

白馬山麓 フクジュソウに越冬エルタテハ訪花

白馬山麓へ、ギフチョウ・ヒメギフチョウの様子見がてら早春の撮影行。 AM11:00で気温は21度。春の陽気につられてエゾスジグロシロチョウや越冬後のタテハ類が舞いおどり、長かった冬を忘れさせてくれます。 10年以上前に訪れた飯森のザゼンソウ群生地は、ま…

アンズ開花始め。越冬の蝶もようやく飛びはじめました。

ようやく長野市近郊のアンズの花が咲き始めました。 庭のコブシも淡クリーム色につぼみが色づいてきました。 おとといは日中14℃ほどに気温上昇し、郊外の道沿いで越冬後のキチョウ、キタテハ、ヒオドシチョウ(?)を三つも見られてラッキー。 なんとか春の気配…

ギフチョウ・ヒメギフチョウ 飼育まだ羽化せず

地表の古い樹皮内側に蛹化(『ギフチョウの里』より) 例年、今頃には羽化するギフチョウ・ヒメギフチョウが一頭も羽化しません。 考えてみると、今年の長野市の3月の平均気温は3〜5℃ほど低いようで、オオムラサキ越冬幼虫も、じっと葉の裏に止まったまま...…

早春、ヒメギフチョウとカタクリの里を訪ねて

早春の里山歩きは楽しい。 道端のオオイヌノフグリが出迎えてくれる。 落葉を踏みしめて小道をゆくと、越冬明けのスジボソヤマキチョウが林間を縫うように舞い、シータテハやヒオドシチョウが路上で翅を広げている、羽化したてのコツバメやルリシジミ、エゾ…

ギフチョウの里

昨年春発売した「ギフチョウの里」絶賛発売中です! 長野県白馬山麓と姫川谷をメーンに、ギフチョウ族の生活史と混棲の実態を追った、全160ページ(カラー120ページ)の生態写真集です。 HPに詳細が掲載されていますぜひご覧ください。 ご購入希望の方はHPよ…