自然写真家・栗田貞多男の撮影日記

Sadao kurita Photography Diary


JPS(日本写真家協会)自然写真家・栗田貞多男の信州の四季の撮影記録を綴ります。
(写真の無断使用はかたく禁じます)

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

鳩山邦夫氏・追悼展「舞姫たちよ、永遠に!」

2017年4月29日(土)〜8月20日(日)まで青木村の信州昆虫資料館にて、鳩山邦夫さんの追悼展「舞姫たちよ、永遠に!」を開催いたします。 別荘のある軽井沢で幼少期より、蝶の採集・調査を続けておられたことにより御縁があり、この度ほど近い青木村にて追悼展を…

ヒメギフチョウ、ようやく初見

4月15日の白馬山麓、ヒメギフ・ギフチョウのロケハンはまだまったく桜は固い蕾状態で、あと1週間位は先になりそう。 しかし、ミヤマアオイの直径1cmほどの新葉は開き始めていました。 (白馬山麓、直径1センチ足らずのミヤマアオイの新葉) 上田市西方の青木…

信州もいよいよ桜のシーズンオン

北信濃もこの一週間ほどで一気にフローラの春へと移り変わりました。 4月7日からは日中、19〜20℃の日々が続き、花の名所「森のアンズ」や「松代東条のアンズ」が満開となり、遅れること1週間で、各地の桜も咲き始めました。 となると、次々と開花する桜を追…

白馬山麓 フクジュソウに越冬エルタテハ訪花

白馬山麓へ、ギフチョウ・ヒメギフチョウの様子見がてら早春の撮影行。 AM11:00で気温は21度。春の陽気につられてエゾスジグロシロチョウや越冬後のタテハ類が舞いおどり、長かった冬を忘れさせてくれます。 10年以上前に訪れた飯森のザゼンソウ群生地は、ま…

アンズ開花始め。越冬の蝶もようやく飛びはじめました。

ようやく長野市近郊のアンズの花が咲き始めました。 庭のコブシも淡クリーム色につぼみが色づいてきました。 おとといは日中14℃ほどに気温上昇し、郊外の道沿いで越冬後のキチョウ、キタテハ、ヒオドシチョウ(?)を三つも見られてラッキー。 なんとか春の気配…

ギフチョウ・ヒメギフチョウ 飼育まだ羽化せず

地表の古い樹皮内側に蛹化(『ギフチョウの里』より) 例年、今頃には羽化するギフチョウ・ヒメギフチョウが一頭も羽化しません。 考えてみると、今年の長野市の3月の平均気温は3〜5℃ほど低いようで、オオムラサキ越冬幼虫も、じっと葉の裏に止まったまま...…

早春、ヒメギフチョウとカタクリの里を訪ねて

早春の里山歩きは楽しい。 道端のオオイヌノフグリが出迎えてくれる。 落葉を踏みしめて小道をゆくと、越冬明けのスジボソヤマキチョウが林間を縫うように舞い、シータテハやヒオドシチョウが路上で翅を広げている、羽化したてのコツバメやルリシジミ、エゾ…

ギフチョウの里

昨年春発売した「ギフチョウの里」絶賛発売中です! 長野県白馬山麓と姫川谷をメーンに、ギフチョウ族の生活史と混棲の実態を追った、全160ページ(カラー120ページ)の生態写真集です。 HPに詳細が掲載されていますぜひご覧ください。 ご購入希望の方はHPよ…