2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
私の住む北信濃はまだヒメギフチョウも少し早く、やむにたまらず新潟や富山のギフチョウ再会へ.....。 長野県からはマイカーにて約2時間、新潟県糸魚川市へ。 日本海にもほど近い里山は常緑の草木も多く、暖地そのもの。 信州には少ないヒメサエリの花も美…
もちろんリュードルフィア愛好家の皆さんは、いわずものがのテーマにて....。 私の住む信越県境近くは日本でも屈指の豪雪地帯にて、春先になってもその残雪状況や日照などにより両種の羽化出現時期が毎年、異なります。 さて、今春のギフチョウ、ヒメギフチ…
キクザキイチリンソウは淡青色の小花を密集する美しいスプリングエフェメラル。 信越県境の小谷村のギフ・ヒメギフ混棲地にも、残雪の北アルプスを見る地にあります。 このいわばベストポイントで、待つこと数時間、付近を飛び回っていたギフチョウが訪花...…
私の住む長野市周辺はヒメギフチョウの生息エリアで、春先に羽化したヒメギフチョウはカタクリやスミレ、それと里山の小木、キブシの花にもよく訪れます。 キブシに訪花したヒメギフチョウは長時間(10秒から数分間)吸蜜した後、飛び立ちますが、そのほとん…
北海道のヒメギフチョウは、その形態から亜種エゾヒメギフチョウとされますが、吸蜜植物も本州とは異なり、黄花のエゾノリュウキンカ、青色のエゾエンゴサクなどが主となります。 これは、なによりこれらの花の群落が生息地近くに多いということで、チョウも…
本州でのギフチョウ属の求愛花としては、前回のカタクリやスミレ類、サクラ類の他、淡黄色のキブシ(小木)や青白系のキクザキイチリンソウなどが知られます。 (『ギフチョウの里』P56、P57) ところが北海道ではエゾノリュウキンカがいちばん好まれるとか…
ギフチョウ、ヒメギフチョウは春先、カタクリの開花と合わせるように羽化し、カタクリの花から花への訪花吸蜜を繰り返します。 もし、羽化した場所にカタクリがなければ次にタチツボスミレやサイシンなどのスミレ類を探して吸蜜したり、マメザクラやチョウジ…
2016年発売の『ギフチョウの里』。 内容の紹介や、刊行に至るまでのエピソードなどをシリーズで紹介いたします! 第1回「イエローバンドかイエローリングか!?」 長野県白馬村のギフチョウは、10%以内程度の発生率で前後翅外縁の縁毛が黄白色化した個体が現…