2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
5月15日、長野県白馬村神城にてギフ×ヒメギフチョウの交雑個体を竹ノ内博明氏が撮影されました。 竹ノ内氏はイギリス在住で今回始めて日本産のギフ・ヒメギフチョウの撮影に訪れたとのことで、まさしくビギナーズラックそのもの。おそらく当地成虫の1/100〜…
両種では交尾後に♂によって♀の交尾口にスフラギス(交尾後付属物)が塗りつけられ塞がれ、二度と♀の交尾が出来なくなるといわれます。 ところが現地での観察では交尾完了後のギフチョウ♀が飛び立った瞬間に、たまたま飛来した別の♂が再びもつれ合って地表に…
ギフチョウ・ヒメギフチョウの交尾は、林縁の低木下枝などで比較的よく目にします。 それらの個体は羽化直後でようやくフラフラと飛び始めた♀を、探雌のため飛翔中の♂が目ざとく見つけ、求愛から半強制的(?)に交尾に至るようです。 羽化直後のギフチョウ♀ …
白馬山麓においてもギフとヒメギフチョウの混棲地はごく限られています。 なぜその地だけに混棲するのか!? その地においてはヒメギフチョウの発生は、通年4月15〜20日頃からです。一方、ギフチョウの発生は10日ほど遅れます。 両種の雑交はその交尾器の…