自然写真家・栗田貞多男の撮影日記

Sadao kurita Photography Diary


JPS(日本写真家協会)自然写真家・栗田貞多男の信州の四季の撮影記録を綴ります。
(写真の無断使用はかたく禁じます)

白馬山麓、なぜギフチョウとヒメギフチョウは混棲するのか?

白馬山麓においてもギフとヒメギフチョウの混棲地はごく限られています。

なぜその地だけに混棲するのか!?

 

その地においてはヒメギフチョウの発生は、通年4月15〜20日頃からです。一方、ギフチョウの発生は10日ほど遅れます。

 

両種の雑交はその交尾器の形態からヒメギフ♂とギフ♀にのみ限られ、その条件にあった♂♀が出会う可能性は、この地特有の地形植生、残雪状況にあると考えます。

 

詳しくは、ギフチョウの里 にまとめていますので、ご覧いただければ幸いです。

f:id:kuritasadao:20180418174607j:plain小枝の新芽に止まり異種雑交交尾するギフチョウ♀(左)と、ヒメギフチョウ♂(右)。

♀の腹部にはヒメギフチョウの交尾後付属物が付けられつつある

 

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雑交交尾中の♂♀。♀は葉や枝にしっかりと止まり、♂は♀にしがみ付くように止まる

 

 

 

 

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