自然写真家・栗田貞多男の撮影日記

Sadao kurita Photography Diary


JPS(日本写真家協会)自然写真家・栗田貞多男の信州の四季の撮影記録を綴ります。
(写真の無断使用はかたく禁じます)

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

森の宝石・ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(3)

春先、里山の陽だまりに越冬明けのスジボソヤマキチョウやミヤマセセリ、コツバメなどが姿を見せる頃、近くの雑木林でゼフィルス越冬卵を探すのは訪れる春を感じる第一歩です。 では、越冬卵の種類あてクイズ3です。 (1) (2) (3) 答えは下へ ・ ・…

冬の撮影ポイント 真冬の妙高山とイモリ池

新潟・長野県境近く、妙高高原のイモリ池は真冬でもマイカーで気軽に訪れることのできる写真愛好家向けの好ポイント。 特におすすめは、新雪の翌朝!! くっきりと望む妙高山は両翼を広げたワシのよう.... 結氷した湖面には湖畔の木々がシルエットを映し込み…

森の宝石ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(2)

越冬卵探しは、シーズンオフのゼフィリストにとっては、のんびりと里山歩きを楽しみながら夏の余韻にもふれるひとときですが、1本1本の枝を目をこらしながら探しつづけ、そして発見した瞬間の喜びは、寒さも吹き飛ばしてしまいます。 では越冬卵クイズ2で…

諏訪湖「御神i渡り」ピークに!!

1月下旬からの大寒波により出現した諏訪湖の「御神渡り(おみわたり)」は、2月5日に拝観式が行われ、正式に認定されました。 この後も連日の極寒にて御神渡りは日に日に発達し、近年例のないほどの見事さです。 この週末までがオススメですが、その後は天候…

白馬山麓、雪の下のギフチョウ蛹

スキーのメッカ、北アルプス白馬山麓。 信越県境の豪雪地帯ですが、その雪の下にはギフチョウ・ヒメギフチョウの蛹(さなぎ)が眠っています。 秋のうちに見つけておいた蛹は、倒木の樹皮裏に雪をさけて隠れるように貼り付いています。 朝焼けの白馬八方尾根…

森の宝石・ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(1)

日本各地の森に生息する美しいシジミチョウ、ミドリシジミ族・ゼフィルスの越冬卵はすべて直径1ミリ足らずで、大きさ・形・産卵されている食樹・産卵位置、産卵数も種ごとに異なり、慣れてくるとその卵を見るだけで種類も判別できます。 では、まず越冬卵の…

諏訪湖で「御神渡り」拝観式

5日朝、5季ぶりに御神渡りが出現した諏訪湖で、湖面を覆った氷に節(亀裂)が入り、一列にせり上がる「御神渡り」(おみわたり)を正式決定する神事「拝観式」が行なわれました。 今季の占いから、今年の天候は「不安定から順調へ」、作柄は「やや良」、経済…

山のくらし 竹細工

北信濃は戸隠高原。 ここはこの地特産の根曲がり竹だけを使った竹細工の里でもあります。 霧下蕎麦でも知られる戸隠蕎麦を盛る平たい小ざるはじめ、大ざる、手提げ籠、農具まで多種多様。 戸隠中社始め、竹細工店があって、覗いてみるだけでも楽しい。 これ…

諏訪湖の御神渡り(おみわたり)、ついに....

都内などの大雪や各地で水道凍結など、このところ大寒波の影響が伝わってきます。 長野県の中央部、諏訪湖も日に日に全面結氷が進み、ついに4〜5年ぶりの御神渡り(おみわたり)が出来初めました。 まだその規模は小さいものの、さらに大きく盛り上がり、諏…

コハクチョウとカモの群れ 諏訪湖

長野県のほぼ真ん中、諏訪湖は標高約800メートル。 毎年1月中旬ともなると結氷が始まります。 それでも湖に注ぐ砥川周辺では、やや水温が温かいためか、コハクチョウやコガモ・マガモなどが集まり、時間を決めての餌やりも行われています。 泳ぐもの、水上で…