白馬山麓のギフチョウ・ヒメギフチョウは、約10日遅れか!
今春は、2〜3月の低温のため春の訪れが遅く、例年4月10日頃から舞い始めるヒメギフチョウ(春の舞姫)ギフチョウ(春の女神)も、白馬山麓では4月20日過ぎから岩岳山麓などでようやくヒメギフチョウが見られました。
佐野坂のギフチョウ・ヒメギフチョウ混棲地は4月20日頃にはまったく姿なく、おそらく5月10日頃が発生ピークかと思われます。
白馬山麓だけにみられるギフチョウのイエローリング(イエローバンド型)。
翅を開くとまさに黄金のリングのよう!
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信州各地、天然記念物の桜を訪ねて。
遅い春でしたが、4月20日過ぎから一気に気温が上がり、固い蕾だった信州各地の桜も、ソメイヨシノを始めとして次々と開花。
その桜をいわば、ふるさと信州のシンボルたる名桜を撮り歩きましたので、その一部をご紹介します。
信州の桜の特筆すべき点は、そのバックに残雪の北・南・中央アルプスや八ヶ岳、浅間山などが映り込めることで、特に今春は山々の残雪が多く、いくつもの素晴らしいシーンに出会うことができました。
小川村「立尾の桜」(2017.4.24撮影)
鹿島槍をバックに咲く姿は、一服の絵画。
辺りには赤味濃い枝垂れ桜などもあり、桜と残雪の北アルプス眺望のベストポイント。
さらに小高い丘からは北アルプス連山の爺ヶ岳、鹿島槍、五竜。白馬三山のパノラマまで望める。
富士見町「田端のしだれ桜」(2017.4.30撮影)
田端地区の共同墓地にあり、しだれ桜とコブシがまるで一株のように同時に花咲く。
その上、そのバックには西南方向には残雪輝く甲斐駒ケ岳、東には八ヶ岳が望める。これほどの美しいシーンは残雪の多い今春だけだろう。
コブシ(左)としだれ桜(右)
背景には残雪輝く甲斐駒ケ岳。
東からは八ヶ岳が映り込む。心安らぐシーン。
ヒメギフチョウ、ようやく初見
4月15日の白馬山麓、ヒメギフ・ギフチョウのロケハンはまだまったく桜は固い蕾状態で、あと1週間位は先になりそう。
しかし、ミヤマアオイの直径1cmほどの新葉は開き始めていました。
(白馬山麓、直径1センチ足らずのミヤマアオイの新葉)
上田市西方の青木村では4月19日、ようやくヒメギフチョウを初見。
一週間ほど前から多く見られたとのことでした。
カタクリに吸蜜するヒメギフチョウ。春の蜜も多いため吸蜜時期は長い(ギフチョウの里より)
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