自然写真家・栗田貞多男の撮影日記

Sadao kurita Photography Diary


JPS(日本写真家協会)自然写真家・栗田貞多男の信州の四季の撮影記録を綴ります。
(写真の無断使用はかたく禁じます)

諏訪湖「御神i渡り」ピークに!!

1月下旬からの大寒波により出現した諏訪湖の「御神渡り(おみわたり)」は、2月5日に拝観式が行われ、正式に認定されました。

 

この後も連日の極寒にて御神渡りは日に日に発達し、近年例のないほどの見事さです。

この週末までがオススメですが、その後は天候次第にて、来年以降も見られるかはわからず・・・・、足を伸ばしてはいかがでしょうか。

 

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まるで巨大な恐竜の背骨のよう。曲りくねり、50センチ以上も激しく盛り上がる。

 

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岡谷市やまびこ公園から。全面結氷の諏訪湖八ヶ岳。湖面中央には御神渡りの線がくっきりと。

白馬山麓、雪の下のギフチョウ蛹

スキーのメッカ、北アルプス白馬山麓

信越県境の豪雪地帯ですが、その雪の下にはギフチョウヒメギフチョウの蛹(さなぎ)が眠っています。

秋のうちに見つけておいた蛹は、倒木の樹皮裏に雪をさけて隠れるように貼り付いています。

 

 

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朝焼けの白馬八方尾根。広大な尾根には無数のゲレンデが展開する。 

 

 

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倒木樹皮裏のギフチョウ蛹(野外飼育)。

野外の自然状態での蛹は、ごく稀に発見されるのみ。

 

 (「ギフチョウの里」より)

 

 

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森の宝石・ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(1)

日本各地の森に生息する美しいシジミチョウ、ミドリシジミ族・ゼフィルスの越冬卵はすべて直径1ミリ足らずで、大きさ・形・産卵されている食樹・産卵位置、産卵数も種ごとに異なり、慣れてくるとその卵を見るだけで種類も判別できます。

 

では、まず越冬卵の種類あてクイズを!

 

(1)

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(2)

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(3)

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答えは下へ

 

                                     

答え

(1)ミズイロオナガシジミ/コナラなど(里山

(2)ウラミスジシジミ/コナラなど(里山〜高原)

(3)ウラゴマダラシジミ/イボタ(里山

                                     

 

 

 

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諏訪湖で「御神渡り」拝観式

5日朝、5季ぶりに御神渡りが出現した諏訪湖で、湖面を覆った氷に節(亀裂)が入り、一列にせり上がる「御神渡り」(おみわたり)を正式決定する神事「拝観式」が行なわれました。

 

今季の占いから、今年の天候は「不安定から順調へ」、作柄は「やや良」、経済は「明るい兆しあり」。

明るく活気ある一年にしたいものです。

 

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このフォトは、2004年1月31日、落日後に撮った夕映えの「御神渡り」です。

湖面に伸びる「御神渡り」が大自然のドラマを感じさせてくれました。

山のくらし 竹細工

信濃戸隠高原

ここはこの地特産の根曲がり竹だけを使った竹細工の里でもあります。

霧下蕎麦でも知られる戸隠蕎麦を盛る平たい小ざるはじめ、大ざる、手提げ籠、農具まで多種多様。

 

戸隠中社始め、竹細工店があって、覗いてみるだけでも楽しい。

これは使い始めれば、ほぼ一生もの。手作りの触感・作った人の心意気まで伝わってきます。まずは小さな一つでも・・・。

 

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諏訪湖の御神渡り(おみわたり)、ついに....

都内などの大雪や各地で水道凍結など、このところ大寒波の影響が伝わってきます。

 

長野県の中央部、諏訪湖も日に日に全面結氷が進み、ついに4〜5年ぶりの御神渡り(おみわたり)が出来初めました。

 

まだその規模は小さいものの、さらに大きく盛り上がり、諏訪大社の神が渡れる日も近いと思います。

 

写真は2004年1月31日に撮影したもの。

この時は30センチ以上も盛り上がり、夕陽を浴びて神秘的なシーンを見せてくれました。

 

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コハクチョウとカモの群れ 諏訪湖

長野県のほぼ真ん中、諏訪湖は標高約800メートル。

毎年1月中旬ともなると結氷が始まります。

 

それでも湖に注ぐ砥川周辺では、やや水温が温かいためか、コハクチョウコガモマガモなどが集まり、時間を決めての餌やりも行われています。

 

泳ぐもの、水上でくつろぐもの、急に水面があわただしくなり、二頭のコハクチョウが争いを始めました。

 

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