白馬山麓、雪の下のギフチョウ蛹
信越県境の豪雪地帯ですが、その雪の下にはギフチョウ・ヒメギフチョウの蛹(さなぎ)が眠っています。
秋のうちに見つけておいた蛹は、倒木の樹皮裏に雪をさけて隠れるように貼り付いています。
朝焼けの白馬八方尾根。広大な尾根には無数のゲレンデが展開する。
倒木樹皮裏のギフチョウ蛹(野外飼育)。
野外の自然状態での蛹は、ごく稀に発見されるのみ。
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森の宝石・ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(1)
日本各地の森に生息する美しいシジミチョウ、ミドリシジミ族・ゼフィルスの越冬卵はすべて直径1ミリ足らずで、大きさ・形・産卵されている食樹・産卵位置、産卵数も種ごとに異なり、慣れてくるとその卵を見るだけで種類も判別できます。
では、まず越冬卵の種類あてクイズを!
(1)
(2)
(3)
答えは下へ
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答え
(3)ウラゴマダラシジミ/イボタ(里山)
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冬の森、ぜフィルス(ミドリシジミ族)の越冬卵を求めて Ⅱ
前回は高原のブナ林に生息する、フジミドリシジミをとり上げたので、今回はごく里山に近いメスアカミドリシジミを紹介します。
この越冬卵は日本産ゼフィルスの中で最も大きく美しい一つで卵のひとつで直径1ミリ強。ルーペでのぞくと、おまんじゅう型の表面には100以上の明瞭な突起が並んでいます。
サクラ類の枝先先端近くに1卵ずつ産まれていますが、野外でも枝先をしっかり見ていくと、「あった...あった...。」よく見つけられます。
春先、孵化した幼虫は6月中旬、梅雨の始まり頃、里山の沢沿いなどによく姿を見せてくれます。
サクラの枝先に産まれたメスアカミドシリジミ越冬卵。ぜひルーペで美しさを楽しんでほしい
梅雨の始め頃、メスアカミドリシジミ2頭の雄がテリトリー卍飛翔を続ける