謹賀新年 南アルプス御来光
明けましておめでとうございます。
今年は良い天気が続き、良い写真が撮れますよう!!
正月らしく、ブログの第一弾は、御来光にて。
撮影場所は、中央アルプス千畳敷カールから。ここは駒ヶ根市内からバス・ゴンドラを乗り継いで、山頂駅まで誰でもたどり着けます。
そのうえ、山頂駅がそのまま宿泊ホテルになっていて、部屋も食事も立派なホテル並み。
さらに正月の数日間は、はるか東に連なる南アルプス連山のほぼ真ん中、そのさらに彼方に姿を見せる富士山山頂付近から御来光という、夢のようなシーンに出会えます。
あとは天気次第。防寒具とカメラのよびバッテリーもお忘れなく。
人気スポットとあって予約も早めに!
御来光のすぐ右手には富士山
千畳敷の雪原も赤く染まる
北アルプス・槍ヶ岳を突き差す落日のドラマ
いよいよ、というよりはあっという間の年の瀬となってしまいました。
本年最後のブログ....ということで、最も印象的な落日シーンをご覧ください。
長野市から直線距離にして約100キロメートル。
北アルプス槍ヶ岳は、はるか南西方向に小さく望めます。その槍ヶ岳の突峰に晩秋11月、落日が突き刺さります。
なんともドラマチックなシーン...。300ミリ以上の超望遠レンズ付き一眼レフなら見事なシーンが撮れます。
おすすめの撮影ポイントは菅平高原峰ノ原が有名ですが、長野市内各地でも探せばいくつも好ポイントがあります。
例年、11月5日頃から。落日の時間はPM4:30頃から。
来秋はぜひチャレンジされてみては!!
では、1分足らずのドラマチックシーンをお歳暮代わりにどうぞ。
国蝶・オオムラサキ 越冬幼虫調査(長野市松代)
一ヶ月近く過ぎてしまいましたが、長野市郊外の松代の里山で、オオムラサキ越冬幼虫の調査を地元の方々主催にて行い、私も参加しました。
期日は11月24日。長野県北部、標高約300メートルのこの地では、ちょうどこの頃直前に一気に寒くなり、オオムラサキ幼虫も食樹エノキから一晩のうちに幹を降り、根元近くの落ち葉に潜り込みます。
という訳で、地元で環境整備や保護活動に数年間取り組んでおられる20数名の方々とエノキ根元周辺の落葉を一枚一枚裏返しつつ(越冬幼虫が落葉裏側に止まっているため)、根元から5mほどから探索!
ところが、いない!!根元1m近くになってもゼロ!!
いささか皆焦ってきたところ、「いた!いた!」の声。
それから、よくよく根元近くから計20頭以上を発見し、安心しました。
成蝶の飛ぶ空間などを伐採整備したので、来年夏が楽しみです。
(※尚この地は「オオムラサキの森」として地区で保護しており、無断入場できません)
エノキ大木の根元周辺の落葉を一枚ずつ探す
葉裏のオオムラサキ幼虫。体長2センチ弱。保護色となり、目立たない。
翌春4月。越冬からさめた幼虫は摂食を再開し、6月にサナギになり7月初め頃、羽化する。(写真は生態写真集
『オオムラサキ』より)
.............................................................................................................................
生態写真集「オオムラサキ」
在庫あり!
ご購入・詳細についてはHPまで
.............................................................................................................................
新雪と紅葉のコントラスト
長野県北部の飯綱高原。2015年に「妙高戸隠連山国立公園」として新たに指定された妙高山、黒姫山を望む霊仙寺湖があります。
新雪の湖畔には、メタセコイアの大木があり、まだ紅葉に彩られて背景の山々とのコントストも美しい。
1月中〜下旬になると湖面は結氷し、ワカサギの穴釣りの色とりどりのテントもまたカラフルで楽しい。
長野市内から30分足らず、オススメの撮影ポイントです。