自然写真家・栗田貞多男の撮影日記

Sadao kurita Photography Diary


JPS(日本写真家協会)自然写真家・栗田貞多男の信州の四季の撮影記録を綴ります。
(写真の無断使用はかたく禁じます)

黎明の鹿島槍ヶ岳

端正な双峰で知られる北アルプス後立山連峰の盟主・鹿島槍ヶ岳(2889m)。

その双峰が最も美しく望める地は、大町市黒沢高原・大町市美麻・小川村あたりでしょう。

 

南峰と北峰が違いに拮抗しつつ比の打ち所のない調和を保ち、美と険しさをみせてくれます。

 

12月3日、AM6:30。夜明け前に戸隠の大望峠に到着。やがてはるか西方に並ぶ後立山連峰の頂きが朝焼けに染まり始める。

刻一刻と朝焼けは山々を明るく映し出し、その変化にひたすらシャッターを押し続ける。

 

AM7:10、朝のページェントは終わり、山稜も一面に白く輝いた。

 

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