爆発の本白根山、高山植物と高山蝶のダメージは!?
只々、おどろくばかりの本白根山爆発ですが、私などナチュラリストにとっては、今春以降、はたして本白根山の生態系・動植物はどうなっていくのか....それが心配です。
本白根山の山頂一帯は広大な火口原にて、その取り囲むゆるやかな斜面には、岩礫地の中に、タデ類、スゲ類、高山蝶ミヤマモンキチョウの食草・クロマメノキ、小潅木などがみられます。
はたして、今シーズンの春から、コマクサやミヤマモンキチョウが無事でいられるか...私も大心配です。
私なりの判断では、今回の爆発は、本白根山頂エリアの北東の鏡池付近らしく、コマクサとミヤマモンキチョウのメインエリアである西側山腹ではないと思われ、また気象的にも爆風は東方向(草津方面)に吹いているのではと思います。
そのようなことであれば、なんとか本白根山の高山動植物は維持できるのではないでしょうか。
酸性土壌のためか、真っ赤なコマクサ