自然写真家・栗田貞多男の撮影日記

Sadao kurita Photography Diary


JPS(日本写真家協会)自然写真家・栗田貞多男の信州の四季の撮影記録を綴ります。
(写真の無断使用はかたく禁じます)

ミドリシジミ族

森の宝石・ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(3)

春先、里山の陽だまりに越冬明けのスジボソヤマキチョウやミヤマセセリ、コツバメなどが姿を見せる頃、近くの雑木林でゼフィルス越冬卵を探すのは訪れる春を感じる第一歩です。 では、越冬卵の種類あてクイズ3です。 (1) (2) (3) 答えは下へ ・ ・…

森の宝石ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(2)

越冬卵探しは、シーズンオフのゼフィリストにとっては、のんびりと里山歩きを楽しみながら夏の余韻にもふれるひとときですが、1本1本の枝を目をこらしながら探しつづけ、そして発見した瞬間の喜びは、寒さも吹き飛ばしてしまいます。 では越冬卵クイズ2で…

森の宝石・ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(1)

日本各地の森に生息する美しいシジミチョウ、ミドリシジミ族・ゼフィルスの越冬卵はすべて直径1ミリ足らずで、大きさ・形・産卵されている食樹・産卵位置、産卵数も種ごとに異なり、慣れてくるとその卵を見るだけで種類も判別できます。 では、まず越冬卵の…

冬の森、ぜフィルス(ミドリシジミ族)の越冬卵を求めて Ⅱ

前回は高原のブナ林に生息する、フジミドリシジミをとり上げたので、今回はごく里山に近いメスアカミドリシジミを紹介します。 この越冬卵は日本産ゼフィルスの中で最も大きく美しい一つで卵のひとつで直径1ミリ強。ルーペでのぞくと、おまんじゅう型の表面…

冬の森、小さな生命を宿した宝石たち(ゼフィルス卵 Ⅰ )

晩秋11月から早春3月までの約5ヶ月。蝶愛好家にとっては春からのワンシーズンのフィールドワークも終わりホッとする季節。 一年間の成果など思い出しつつ、標本や資料の整理などを行うひととき。 こんなオフシーズンですが、この季節ならではの楽しみは、ゼ…