【特集】ギフチョウの里 「第4回 / ギフチョウ探訪:北海道のエゾヒメギフチョウは、なぜ黄色い花を好むのか!?」
北海道のヒメギフチョウは、その形態から亜種エゾヒメギフチョウとされますが、吸蜜植物も本州とは異なり、黄花のエゾノリュウキンカ、青色のエゾエンゴサクなどが主となります。
これは、なによりこれらの花の群落が生息地近くに多いということで、チョウも学習しつつ馴染むようです。
エゾノリュウキンカに吸蜜するエゾヒメギフチョウ(photo:kawata)
エゾエンゴサクに吸蜜するエゾヒメギフチョウ(photo:kawata)
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【特集】ギフチョウの里 「第3回 / ギフチョウ探訪:ギフチョウたちは、赤紫系以外の花にも訪花するのか!?」
本州でのギフチョウ属の求愛花としては、前回のカタクリやスミレ類、サクラ類の他、淡黄色のキブシ(小木)や青白系のキクザキイチリンソウなどが知られます。
(『ギフチョウの里』P56、P57)
ところが北海道ではエゾノリュウキンカがいちばん好まれるとか。
その秘密はまた次回に.....
キブシに吸蜜するヒメギフチョウ(長野県高山村)
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【特集】ギフチョウの里 「第2回 / ギフチョウ探訪:なぜギフチョウたちは、カタクリを好むのか!?」
ギフチョウ、ヒメギフチョウは春先、カタクリの開花と合わせるように羽化し、カタクリの花から花への訪花吸蜜を繰り返します。
もし、羽化した場所にカタクリがなければ次にタチツボスミレやサイシンなどのスミレ類を探して吸蜜したり、マメザクラやチョウジザクラなどの桜類にもよく訪れます。
これらの花々に共通しているのは、花色がその濃淡の違いがあっても赤紫色(マゼンタ・パープル)であることでしょう。
それはなぜでしょうか。
他の花はなぜ好まないのでしょうか。
『ギフチョウの里』生態写真集(P56、P57)には、ギフチョウ属の訪花する20種あまりの花と、その花々との秘密を紹介しています。
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【特集】ギフチョウの里 「第1回 / イエローバンドかイエローリングか!?」
2016年発売の『ギフチョウの里』。
内容の紹介や、刊行に至るまでのエピソードなどをシリーズで紹介いたします!
第1回「イエローバンドかイエローリングか!?」
長野県白馬村のギフチョウは、10%以内程度の発生率で前後翅外縁の縁毛が黄白色化した個体が現れます。
これを通称「イエローバンド」と呼んでいます。
さらにこの他にも「ホワイトカラー」「イエローリング」などの呼称・記述もあります。
今回『ギフチョウの里』の刊行にあたり、この様々な呼称のある「イエローバンド」について、色々な事柄を考察し、白馬特産の変異を通称として「イエローバンド」と呼ぶにはいくつかの問題があると考えました。
そしてその考察の中で、最もふさわしいのは「イエローリング」という呼び名ではないかと思いました。
「イエローバンド」なのか「イエローリング」なのか…….
この内容は『ギフチョウの里』P23、P108に詳しく掲載しています。
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森の宝石・ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(3)
春先、里山の陽だまりに越冬明けのスジボソヤマキチョウやミヤマセセリ、コツバメなどが姿を見せる頃、近くの雑木林でゼフィルス越冬卵を探すのは訪れる春を感じる第一歩です。
では、越冬卵の種類あてクイズ3です。
(1)
(2)
(3)
答えは下へ
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答え
(2)キリシマミドリシジミ/カシ類(西日本の山地)
(3)チョウセンアカシジミ/デワノトネリコ(東北地方の一部)
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森の宝石ゼフィルス。越冬卵 名前あてクイズ(2)
越冬卵探しは、シーズンオフのゼフィリストにとっては、のんびりと里山歩きを楽しみながら夏の余韻にもふれるひとときですが、1本1本の枝を目をこらしながら探しつづけ、そして発見した瞬間の喜びは、寒さも吹き飛ばしてしまいます。
では越冬卵クイズ2です。
(1)
(2)
(3)
答えは下へ
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答え
(2)フジミドリシジミ/ブナなど(高原、深山)
(3)ウラクロシジミ/マンサク(渓谷、山地)
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